予診くん ECGラボ 予診くん ECGラボ

 

 

健康モニタリング予備検査ソフト
予診くん

指にやさしいリング型パルスオキシメータ「チェックミーリング」を医療現場で活用できるアプリケーション「予診くん」を開発いたしました。
予診くんは、チェックミーリングから得られる脈波を検出し、血中酸素濃度、脈拍数、脈拍変動のデータをグラフ表示することができます。また、脈拍の間隔を計算しながらリアルタイムにグラフ化(ローレンツプロット)することで、不整脈を視覚化させ、迅速に発見できるプログラムです。
診察待ちで待合室に座っている間に、患者さまの血中酸素飽和度測定と同時に不整脈のチェックも行えるすぐれたソフトです。診察前の予備検査としてご活用いただけます。

ローレンツプロットについて

チェックミーリング ECGラボ

 

 

予診くん 表示は1人と4人の2タイプ ECGラボ

 

表示は1人と4人の2タイプ

1人表示モードを見る
4人表示モードを見る

コード不要のブルートゥース接続

1台のパソコンでチェックミーリングが4台まで接続いただけます。接続の有効範囲は約30m程度となります。
※屋内の場合、壁など障害物の影響を受けることで有効範囲が低下します。

予診くん チェックミーリング リアルタイムデータ ECGラボ

 

 

 

ローレンツプロットによる
心拍異常を視覚化

ホルター心電図解析ではおなじみのローレンツプロットですが、指先で検知する脈波では心室期外収縮の時は脈が触れないため、心電から得られるローレンツプロットとは少し表現が変わります。しかし、リズムの変化を捉えることができるので心拍異常の発見には問題ありません。

ホルター心電図解析グラフを見る
チェックミーリング装着による解析グラフを見る

予診くん ローレンツプロットによる不整脈を視覚化 ECGラボ

 

本製品「健康モニタリング予備検査ソフトVer.1.0」(予診くん)は、利用者に対する安全性と品質を確保するために、ヘルスソフトウェア推進協議会によるGHS開発ガイドラインへの適合を宣言しています。

GHSマーク及びGHS開発ガイドラインについてはこちらをご覧ください。

 

チェックミーリング活用事例 ECGラボ

ローレンツプロットによる期外収縮、心房細動の判別ができないか又、その有用性について検討した。

「検証」
三栄メディシス株式会社製チェックミーリングを用いて心房細動、期外収縮を短時間で鑑別する簡便な方法を模索した。
チェックミーリングは血中酸素飽和度が測定できるリング式の測定装置だが、脈波も同時に測定できて外部出力(Bluetooth通信)できる機能を合わせ持つ。

「結果」
ローレンツプロットでの心房細動、期外収縮の特徴として
1)心房細動はローレンツプロットでは扇形にプロットされ心房細動の特徴と考えた。
2)期外収縮はY=Xからわずかに右よりにずれて広がる点群に現れると考えられた。
上室期外収縮、他の期外収縮が混在する場合はローレンツプロット上は上記の構成要素の混在を識別することで判別できると考えられた。

しかし、ノイズの多い記録では心房細動と期外収縮の混在したものがあり、判別不能であった。
チェックミーリングはノイズキャンセラーを有効にすることで、明らかなノイズはカットすることができた。
チェックミーリングを使用することで短時間に判定できた。
比較的安定した不整脈の予備診断が視覚的に捉えることが出来るという利点があると考えられた。

症例が少ないので不整脈については正確な判断はできないが少なくとも心房細動と期外収縮の判断はチェックミーリングを使用することで鑑別が可能と考えられた。
ローレンツプロットは自律神経活動の関係は多くの報告がある。
しかし、不整脈の鑑別の予備検査としての報告は散見できない。

佐々木嘉彦さま ECGラボ 佐々木嘉彦のプロフィール
臨床検査技師/臨床工学士
36年間医療機関で不整脈に携わる
現在、京都府左京区大原に在住
第2種ME技術実力検定試験合格
ECGラボの開発チームに参画

チェックミーリング活用事例 ECGラボ

 

 

チェックミーリング活用事例 ECGラボ

鎮静による内視鏡検査
内視鏡検査でチェックミーリングを活用。

チェックリングを装着後の12分経過後に検査を開始。鎮静による間、検査終了までの60分間の測定を行いました。

測定結果
脈拍数の上昇が見受けられる。安定して記録できた。

被験者の感想として
指にはめるだけなので何の抵抗感もなかった。

予診くんによる測定画面を見る

 

 

チェックミーリング活用事例 ECGラボ

質問:筋トレ中に測定ができるか?

回答:チェックミーリングに少しでも動きがあれば測定はできませんが、安定して測定ができる時間(休憩など)があれば、その値をメモリーすることで断片的に測定値をみることができます。

一般的に指先で測定するパルスオキシメータは運動中の連続測定ができません。
バーベルを持ち上げる運動時はリングに直接触れるため測定ができませんでした。しかし少しの間動かないといった安静時には測定を行いますので、断続的にグラフ表示が可能となります。
さらに運動中のノイズはモーションセンサーの検知により、カットすることができます。

被験者の感想として
ローレンツプロットは正確に表示することができるので、不整脈の発見に有効であると考えられます。

予診くんによる測定画面を見る

 

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